ローカライト

私たちの想い

About us

うつくしい能登を後世に

穏やかな潮風にちらちらと光る水面
地に根を張る力強い木々と香る土

海と山の間で営まれる能登の暮らしは
素朴で飾り気がなく自然のまま

日が昇れば起きて人と話し
土をいじって山に入り
恵みをたっぷりといただけば
暗くなったら目を閉じる

私たちは今も残るそんな日本の原風景を
感じていただきたいと思うとともに
守りたいとも思っています

取り組みについて

私たちがゲストハウスを始めたのにはきっかけがありました。
能登は全域において空き家が増え続けているのですが、今回宿として改装した建物の持ち主も元々は同じ悩みを持ち、私たちに相談に来たのです。
実際に現地に伺った私たちがまず感じたのは、「この場所をなくしてはならない」ということ。
だからこそ以下のような方法でこの地域の空き家問題と向き合うことを決めました。

空き家は土地や建物の所有者から購入することなく借り上げ、我々の資金で改装。そして10年間宿として営業し、その土地と建物の活用モデルを構築します。
10年後には所有者と相談の上、そのまま返却。宿運営を収入源の一つとしていただくことも可能です。返却不要の場合は引き続き私たちで営業を継続することも想定しています。

空き家はその建物の持ち主だけの問題ではなく、地域の魅力低下や衰退など深刻な問題に発展していきます。 私たちは、形は変化したとしても、この地域に人が集う場所、明かりが灯る場所を残し、未来へつなげていくことが大切だと考えているのです。

私たちにできること

こんにちは。この取り組みを始めた、ベンジャミン・フラットと船下智香子です。

能登イタリアンと発酵食の宿「ふらっと」という宿を営みながら、お客様に能登の食や文化を伝えています。長年能登の文化と向き合ってきた私たちは、その中で様々な気づきがありました。しかし近年、小さなことが価値のある文化を絶やしてしまう危うさを感じるようになってきたのです。

増加の一途を辿る空き家問題もその一つ。例えば、都市部へ出た人も泊まる場所があれば帰ってくると思いますが、手つかずの空き家では帰ってくることすらできなくなる。場所がなければ人は来ない。人がいないと文化は続けられない…。

今回こういった宿をつくったことで、新たな再生の形を目の当たりにしました。
空き家だった場所に明かりが灯るようになり、ご近所の方が喜ばれる姿。
何年も能登を訪れていなかった建物の家主が、祭りの時期に帰省する姿。
滞在中の町の人との交流から、この町への想いを強くして帰る宿泊客の姿。
私たちは建物を残したかったのではなく、人が居る場所を守りたかったのだと改めて感じたのです。

この取り組みは現在の形をモデルとして、今後より広げていきたいと考えています。それが次の世代へこの町をつなぐ、能登に生きる私たちの使命なのかもしれません。